十勝相続センターのブログ : 自筆証書遺言② 【十勝を中心に相続の相談を承っております】 | 生前対策 | 経験の豊かな司法書士の観点で十勝エリアの皆様に相続についての情報を発信します

自筆証書遺言の作成については、

遺言者ご本人が遺言の内容、作成した日付を自筆（手書き）し、署名捺印して作成します。

　　民法第９６８条　　自筆証書遺言

　　自筆証書によって遺言をするには、遺言者が、その全文、日付及び氏名を自書し、

　　これに印を押さなければならない。

　
　　２　前項の規定にかかわらず、自筆証書にこれと一体のものとして相続財産

　　（第９９７条第１項に規定する場合における同項に規定する権利を含む。）の全部

　　又は一部の目録を添付する場合には、その目録については、自書することを要しない。

　　この場合において、遺言者は、その目録の毎葉（自書によらない記載が

　　その両面にある場合にあっては、その両面）に署名し、印を押さなければならない。

　　３　自筆証書（前項の目録を含む。）中の加除その他の変更は、遺言者が、その場所を指示し、

　　これを変更した旨を付記して特にこれに署名し、かつ、その変更の場所に印を押さなければ、

　　その効力を生じない。

遺言の内容は、すべて自書（手書き）しなければなりません。（財産目録を除く。）

長期間保管するため、ボールペン等の簡単に消えない筆記用具を使用しましょう。

本文は縦書きでも横書きでも構いませんが、

曖昧な記載は避け、読む人が混乱しないよう具体的かつ正確に書きましょう。

手書きの文章を作成するのは大変です。

遺言者ご本人以外が一部でも代筆すると、その遺言書は無効となります。

元気なうちに遺言書を書くことをおすすめします！

次回へ続きます！

最後までお読みいただき、誠にありがとうございます(*'▽')♪